涙ボクロの訳を君は話さない

「大工」のことが好きな人もいれば、嫌いな人もいると思う。無関心な人も。アナタが考える「100%ジュース」って、どんな感じ?
マカロン
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汗をたらして吠える彼女とファミレス

ちょっと仕事で不可欠なモウソウダケを定期的に受け取れるようになり、渡りに船なのだけれど、混雑している竹が重荷でどんどん運び出してほしがっている知人は、私が仕事で使いたい量以上に大きい竹を持って運び帰らせようとするので面倒だ。
たくさん持って帰っても余っておいてても色が落ち捨てることになるのだが、太い竹が邪魔で邪魔でしょうがないらしく、運んで帰ってくれとしきりに頼みこまれる。
私もいるものをいただいているので、強く言われたらしょうがないので、あまりは処分するしかない。

暑い火曜の夕方はシャワーを
煙草を吸う事は脳に百害あって一利なしだ。
など、知っていても吸ってしまうらしい。
昔、業務の関係で紹介された旅行会社の重役のおじさん。
「この体が元気なのは、煙草と酒の力です」と堂々と話していた。
こんなに聞かされると出来ない禁煙は無しでもOKかもしれないと感じる。

自信を持って熱弁する姉ちゃんと季節はずれの雪

ふつう、至って無地のコーディネイトで出歩く私は、周りにビックリされるけど。
靴下や化粧品や時計まで揃い、統一して固めたいと思えば破産しそうだ。
なんとしても、ジルスチュアートは魅力的だ。

ひんやりした水曜の晩にビールを
いつも、残業や家事に手一杯で、なかなか空き時間が持てない。
少しばかりフリーが手に入っても、自然と次やるべき仕事の納期など、今後の締切が頭の隅にある。
それでも、丸一日など休みができると、とても喜ばしい。
さて、この少しだけオフを何に費やそうかと。
結局毎回、あれもしたい、これしたい、という願望のみが重なり、完全には上手くいかない。
その上、私はマイペースなので、考えているうちに時間は経過。
時は金なり、とは本当によくいったものだと感じる。

陽の見えない月曜の深夜に焼酎を

花火大会の時期だけれども、しかし、住んでいる位置が、行楽地で毎週末、花火が上がっているので、もうあきてしまって、新鮮さも感じなくなった。
毎週、打ち上げ花火をあげているので、クレームもゴマンとあるらしい。
自分の、家でもドンという花火の音が大きくて子供がパニックで涙を流している。
年に一回ならいいが、暑い時期に、土曜日に、ガンガン大きな音が鳴り続けていては、うざい。
早く終わればいいのにと思う。

熱中して走るあの子と履きつぶした靴
めちゃめちゃ甘いお菓子が好きで、スイーツなどをつくります。
普通に泡だて器で頑張って混ぜて、オーブンで焼いて作っていたけれど、最近、ホームベーカリーで作ってみたら、ものすごく簡単でした。
こどもにも食べてもらう、ニンジンをすって混ぜたり、バナナを混ぜたり、栄養が摂取できるようにもしています。
シュガーが控えめでもニンジンや野菜自体の甘味があるので、笑顔で口にしてくれます。
最近は、スイーツ男子という表現もテレビであるから変ではないのだけれど、昔は、甘いお菓子を作っているといったら不思議に思われることが多かったです。
ここ最近は、そんな男が多いねと言われてそれも寂しい。

ぽかぽかした日曜の深夜は冷酒を

ちいさい時から、本を読むこと好きでしたが、ただなんとなく、親が買ってくる本や図書室にある本を読んでいました。
真剣に理解しながら読むようになったのは、高校生のとき。
国語で、吉本ばななさんのムーンライトシャドウを勉強してからです。
物語は、恋人を亡くした主役の、高校のときの思い出からの幕開けです。
恋人が事故で亡くなってしまう経験はその時もそれからも、もちろんありません。
だけど、高校生の私には主人公の切ない気持ちが重なってきました。
複雑な感覚でした。
主人公のさつきと、高校生の私の年齢が近かった事、それもあってだと考えています。
読んだ帰りに、その文庫本を買って帰ったのが文庫本を購入した一番最初です。
ムーンライトシャドウは、「キッチン」の中の一つのお話です。
ずいぶん前の小説ですが、永遠に色あせない素敵な本だと思います。

前のめりで熱弁する兄さんと観光地
「今夜はカレーよ。」
少年はお母さんが言ったその言葉を耳にした途端、思わずニッコリ笑った。
少年は小学校から帰宅して、麦茶を飲みながらダラダラとテレビを見ていたところだった。
今日は西日が暑い。
窓辺では風鈴がときどきチリリンと音を立てていた。
テレビのアニメチャンネルでは、昔の懐かしいアニメをやっていた。
今日のアニメは「一休さん」だ。
こんな頭のいい坊主が今いたら、学校のテストは満点取るだろうな、と少年は少し嫉妬を感じていた。
でも、調理場からカレーのいい匂いがにおって来たとき、少年は一休さんのことは頭から飛んでいってしまった。

息もつかさず吠える兄さんと季節はずれの雪

はるか昔、見た合作映画が、ビフォアサンライズで、日本でのタイトルは恋人までの距離という。
母に、「絶対感動するから見てごらん」と聞いたストーリーだ。
電車で初めて会ったアメリカ人の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス出身の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌは少しの間オーストリアを旅する話。
この映画の面白いのは、ここぞとばかりのハプニングだったり起承転結の点の部分など、ほとんど無い部分。
会ってすぐという男女が、恋愛観、それに、世の中なんかに関して永遠と話し合う。
観賞した時15歳だった私は、実に幼く、なんとなく見たストーリーだった。
といいつつ、昨日、たまたまDVD屋さんで発見することができ、これはあの時のと思い借りて再び見たところひたすら感動してしまったのだ。
中でも、レコード屋でケイス・ブルームのカムヒアを聞きながら視線を投げあうシーン。
お互いの帰国がやってきて、要は、別れのシーン、そこでクライマックスを迎える。
当時は心に響かなかったこのストーリー、間隔をあけて見てみると、ちょっと違う見方になるのかもしれない。
その後、KATH BLOOMのアルバムを、TSUTAYAより探し出して聞いている。

どしゃ降りの仏滅の深夜に熱燗を
家の近くのマーケットで夕飯の買い物をしていた。
冷凍食品のcornerフライドポテトをさがしていた。
すると、韓国文字で記載されている商品を探し出した。
良く見ると、トッポギだった。
この秋、ミョンドンへ旅行した時に、何回も韓国まで渡航している友人にリスペクトされたのがトッポギ。
日本で冷凍食品として、韓国のトッポギが売られているなんて、純粋に驚いた。

道

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